エンテレケイアの評価:スキルの評価
エンテレケイアのスキルの評価を一言でいえば「全体的に便利で使いやすいスキル」
スキル1:放置スキル
スキル2:疑似全体マップ攻撃
スキル3:疑似確定ダメージ
どれも何かしら使い道が有り、どれも汎用性に優れている。
スキル1の評価
エンテレケイアのスキル1は、攻撃回復自動発動のスキル。特筆すべき点はない。
SP回復系の秘宝で、永続発動も可能ながら、重宝はしない。
特化優先度は1番低い
スキル2の評価
エンテレケイアのスキル2は、全マップ支援スキル。
1番最後に配置した味方に物理攻撃鎌を生成して、マップ上のどこからでも超遠距離支援で攻撃可能。
【高すぎるシナジー】
必要SP20であり、血掟テキサス(再配置18秒)と一緒に使えと言わんばかりの設定になっている。さらに血掟テキサスのような高速再配置オペレーターだけではなく、対象は召喚物でもいい。なので近づくことなく安全圏からの攻撃が可能。
【ダメージ量】
LV90特化3M3なら、1鎌4万、2鎌8万のダメージを期待できる。DPSは1つ3300と非常に高い。しかし1ヒット当たりのダメージ量が少ないので、高防御力の敵は苦手。
【雑魚処理能力】
手数型なので物量的は得意。さらに必要SP20と高回転なので、到着までに2回3回当てられる。
【枠問題】
エンテレケイアのスキル2は、他のオペレーターと一緒に使わなければ真価を発揮できない。なので枠的リソースを割くという問題がある。人的リソースが重要な統合戦略ではなおのこと。
【高防御が苦手】
特性による術ダメージは微々たるものなので、そのダメージは期待できない。防御貫通もないため、対応力が高いかは微妙なところ。
【特化優先度】
エンテレキアのスキル2の特化優先度は1番高い。高速再配置や召喚物と一緒に使う以上、SP20と軽いことはめちゃくちゃ重要。運用するなら特化したい。
スキル3の評価
エンテレケイアのスキル3は、どんなに硬い敵であったとしても、攻撃力の35%最低保証のあるスキル。実質的な確定ダメージであり、確定ダメージをSP22-30で撃てるのは非常に破格。
【確定ダメージ】
35%保証は、実数値で言うと23500(LV90特化3モジュール3)程度。
【ダメージ値(MAX)】
・DPS6200
・1H:1930
・総ダメ123000
【敵のパッシブ無視】
敵の回避、防御力、シールド、ダメージ軽減などの敵のパッシブを無視してダメージを与えることができる。
【超手数攻撃】
攻撃速度が倍になり、心臓と本体の両方を殴るので実質4倍連撃となる。
【ブロック不可敵へのダメージ】
心臓を目の前にして殴るので、ブロック不可敵や瞬間移動する敵に対しても、確実にダメージを与えることができる。心臓を削り切れる前提なら、60%のダメージを確実に与えられる。
【敵殲滅が苦手】
心臓は3人分しか出ないので、エリート敵が大量に押し寄せる場面は苦手。心臓で削れるダメージは、HP上限の60%までなのでとどめを刺せない。
【脆弱効果が無効】
35%保証や確定ダメージの代償に、心臓へのダメージは脆弱効果が働かない
【特化の優先度】
特化優先度は2番目。超強力なスキルに見えるものの、決戦火力として相対的に見た場合、他オペレーターのスキルの方が優秀なので無理してする必要はない。
スキルの特化優先順位
2>>3>>>>>>>1
2がもっとも便利で優先順位が高い。
3は決戦火力としての運用になる。しかしこの運用なら他のオペレーターの方が強力なので、優先順位は次点となる。
統合戦略での評価
エンテレケイアの統合戦略での評価は、シナジーキャラさえいれば、安全圏から攻撃できるスキル2は統合戦略において非常に有効。
しかし前衛には、万能に強いムリナール・ウルピアヌスはもちろん、高難易度でめちゃくちゃ固くなっているボスへの決定打となりうるスルトやヴィーナヴィクトリアなど、他のピックと競合してしまう。
さらにエンテレケイアの真価を発揮するために、彼女のためだけに鎌撃士専用の高級秘宝をピックしないといけない。その価値があるかと言われたら微妙なところ。
エンテレケイアの評価:ガチャは引くべきか
エンテレケイアは、非常に便利で面白いオペレーター。
エンテレケイアのスキル2は唯一無二で、血掟テキサスのようなシナジーキャラがいれば、かなり便利で強力。一方で、唯一無二とはいえ超強力な殲滅力を発揮するわけでもない。
スキル3の殲滅力については代替可能
引くか引かないかは、かなり好みによる。
大陸での評価
鎌撃士最強。しかし全体では6段階中4。
鎌撃士という職業が、最強・準最強オペレーターに名を連ねるには少し厳しい。
鎌撃士の致命的な弱点は、味方の回復を受け付けないこと。この特性により、遠距離攻撃にめっぽう弱いため、「硬いキャラでせっかく敵の攻撃を耐えられるのに回復できないので結局ダウンする」=「遠距離攻撃を受けないようにデコイが必要」=「紙装甲オペレーターと一緒じゃん」と評価が下がっている。
「殴り合えば敵の攻撃以上に回復する」はロマンだが、「触られればダウンする」高難易度ではさすがに耐えられない。
エンテレケイアの評価:まとめ
- エンテレケイアの評価は、全体的に便利で汎用性の高いスキル構成を持つオペレーター。
- 一方で、全スキル共通してヒットあたりのダメージが低く、高防御力の敵が苦手という弱点がある。
- スキル1は特筆すべき点のない、自動発動の攻撃回復スキル。
- スキル2は味方を介してマップの広範囲を攻撃できる支援スキル。
- スキル2はSPコストが低く、高速再配置オペレーターとのシナジーが非常に高い。
- 手数で攻めるため雑魚処理は得意だが、高難易度統合戦略のエリート級の敵には火力が不足しがち。
- スキル2の性能を最大限に活かすには、他のオペレーターとの連携が必須。
- スキル3は、敵の防御や能力を無視する実質的な確定ダメージ攻撃。
- スキル3は、ブロック不可能な敵やワープする敵にも確実にダメージを与えられる。
- スキル3は、対象は3体までで、敵のHPを60%までしか削れないため殲滅力は低い。
- スキルの特化は、最も汎用性が高いスキル2を最優先すべき。
- 統合戦略ではスキル2が強力だが、他の強力な前衛オペレーターと競合しやすい。
- 非常に便利で面白い性能だが、代替は可能なので無理に引く必要はない。
- 味方からの回復を受けられない職業特性が弱点で、高難易度コンテンツでの評価は伸び悩む。
- 大陸版の評価では「鎌撃士」という職業の中で最強とされている。